鈴木賢建築設計事務所 SATOSHI SUZUKI ARCHITECT OFFICE


 Design Policy      SSAOの考え方


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SSAOは専業の建築設計事務所です。

私たちの仕事はクライアントの想いを建物や空間というカタチにすることです。

出来上がったカタチを前にして、クライアントや利用者が以前とは何か違う前向きな気持ちになり、生き生きと使いこなしてくれたら、私たちにとってこの上ない喜びです。



□対話

カタチを創り上げる過程で対話を重視します。

言葉の裏側に潜む想いにも心を配りデザインすることを心掛けます。

相反する条件や矛盾する要望もあるかもしれませんが、遠慮なく言葉にして下さい。

時には要望に反する提案をする場合もあるかも知れませんが、その提案に至った理由、私たちの想いを説明し、対話を重ねていきたいと思います。

私たちは我を押し通す「先生」でもなければ、単に図面を描く「業者」でもありません。

最終目標であるカタチの実現に向けて協働するパートナーでありたいと考えています。


□設計

対話の中から想いを汲み取り、多くのスケッチを描き、検討し、図面を起こして設計図書をまとめます。

模型やパース・CGを作成して2次元の図面を3次元空間として検討・確認します。

構造や設備は優秀な専門家と協働して安全で心地よい空間の実現を目指します。

個々の条件から導き出される数多くの可能性について対話を重ねて検討を繰り返し、最終目標に向けて取捨選択しまとめ上げる一連の流れが設計であると考えています。



□監理

設計事務所であるSSAOは工事を行うことが出来ません。

私たちが設計したものは図面であれ模型・CGであれヴァーチャルなものです。ヴァーチャルなものをリアルなカタチにする施工者の存在が不可欠です。

施工者の工事が設計通りに行われているか確認することが監理業務の狭義の意味ですが、SSAOは施工者に対してクライアントの想い、設計者の想いを伝えることも含めて監理の役割だと考えていますので、設計を依頼頂いたクライアントとは設計監理業務委託契約を結んで頂いています。

設計施工の弊害については、ごまかしや手抜きは論外ですが、ひとは間違いを犯す存在であるとの認識に立った場合には、異なった立場でのチェックは有効であると考えます。

クライアント(建物や空間を欲するひと・使うひと)・設計者(考えるひと)・施工者(つくるひと)の3者がそれぞれの立場・役割で目標(=建物や空間の完成)に向けて協力することが大切なことだとSSAOは考えます。どこか1者が強くなりすぎたり、2者が馴れ合ったりすると良い結果にならないことは経験上明らかです。当然立場が異なるので意見がぶつかることもありますが、最終目標を見据えて対話を繰り返すことで解決が見えてくるものです。

出来上がったものはリアルなカタチですが、良いものにはカタチを超えた何かものづくりに関わったひとたちの想いが現れているような気がします。
SSAOはそういったものづくりに携わり続けて行きたいと考えています。



□コスト

建物や空間の実現にはたくさんのお金が必要です。

日々の生活の中でお金を稼ぎ貯えることはとても大変なことです。

長期間のローンを組んで捻出することもあります。

当然予算は無尽蔵ではありません。

SSAOはクライアントから託された予算を慎重に配分し、無駄を省き、バランス感覚を持ってメリハリの効いたカタチの実現に取り組みます。

完成が終わりではなく後々何十年も存在するものなので、メンテナンスやランニングのコストも考慮して材料や機器の選択を行います。



□素材

本物の材料を使いたいと考えています。

高価で特別な材料という意味ではなく「まがいものではない」という意味で。

木・石・コンクリート・タイル・ガラス・鉄・アルミ・ステンレスの素材そのものを活かす使い方をしたいと考えています。

現代社会において化学製品を排除することは出来ませんが、直接手や足に触れる部分には自然素材を使いたいと思います。

自然素材は傷がついたり汚れたり扱いに手間がかかるかも知れませんが、竣工時が最も美しいピカピカな「まがいもの」とは違って、経年変化も含めて味のある材料ではないでしょうか。



□社会性

個人の土地に建つ建築であっても社会と関わらない訳にはいきません。

少なくとも外観は社会との接点であり、また社会に対して責任を負う部分でもあります。

建物や空間は完成後長い間その場所に存在し続けます。

人も建物も空間も年を取りますが、年齢を重ねたことで現れる魅力もあると思います。

シンプルで品のある凛とした佇まいを備えた建物や空間を目指しています。



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